4月25日、平和フォーラム第21回総会が都内の日本教育会館で開かれた。加盟単産と47都道府県の地方組織代表が参加。立憲民主党の福山哲郎幹事長、社民党吉川元幹事長らもかけつけた。
主催者あいさつで福山真劫共同代表は冒頭、「現在加えられている全日建連帯関西生コン支部への弾圧、沖縄平和運動センター山城さんへの弾圧*は、平和フォーラムへの攻撃、日本の民主主義に加えられた弾圧と位置づけ全力で取り組みます」と表明した。
活動経過では、「改憲を許さず憲法理念を実現するとりくみ」「平和と安全保障に関するとりくみ」などにつづく第6項として「全日本建設運輸連帯労働組合(全日建)への弾圧に対するとりくみ」をとりあげ、大阪地裁や滋賀県警などへの要請行動や記者会見などを報告。新年度の活動方針においては、勝島事務局長が「全日建に対する異常な権力弾圧を労働三権の破壊と労働組合潰しの攻撃と位置づけ全力で支援活動にとりくみます」と提起し、「4月15日に結成した『関西生コンを支援する会』の中心的役割を担っていく」と述べた。
なお、総会に先立って、滋賀、京都、奈良の平和センター代表と全日建の意見交換がおこなわれ、今後、各組織の幹事会などで弾圧の背景と現状について説明する機会をつくること、また日常の活動における連携を強化していくことになった。
*注 辺野古新基地建設阻止闘争で不当逮捕された沖縄平和運動センター山城博治議長の最高裁上告が、22日付で棄却されていたことが総会前日に判明した。